予告☆遠藤勝勧 建築スケッチ展
3月17日より、遠藤勝勧 建築スケッチ展を
開催します。
建築家の菊竹清訓氏が設計事務所を開いて間もない
ころ入所し、菊竹清訓建築設計事務所の副所長として
40年間にわたり一日も休まずその建築づくりを支え続
けた遠藤氏。
事務所に入ってすぐに実測スケッチをはじめ
事務所を辞めて70代半ばを迎えた今も
実測を続けています。
遠藤氏は自著で
「建築をつくるということは、人間の文化を
創造するということで人間が源である。
人は手を動かすことにより、ものを考え、
つくり出してきた。建築を勉強しようという
若い人たちには、設計のためにコンピューターに
向かう前に、自分の手で建築に触れ、自分の手で
ものを測り、自分の手で描くことにより、人間の
ための建築をつくる感性を養ってほしい。」*
と書かれています。
設計の原点であるスケッチ。
そこに描かれてあるたくさんの情報を
読み取る楽しさ。ワクワク感。
ホテルの便箋に描かれた、その部屋のスケッチには
家具のスケールまで細かく描かれています。
会期中には遠藤勝勧氏によるギャラリートークも
開催します。
これは必見です!!
皆様のお越しをお待ちしております。
*遠藤勝勧「見る測る建築」 TOTO出版
遠藤勝勧 建築スケッチ展
2010年3月17日(水)~3月25日(木)
10:00~18:00
■ギャラリートーク 3月19日(金)18:00~
*火曜休廊 *入場無料