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旅の報告 イタリア-Ⅰ

いやーアメリカNYの報告後すぐ言ったのは誰でしょう(笑)
イタリアは今回で3回目だけど今回のミッション(?)は友人建築家ヒココニシ設計事務所
主宰建築家・小西彦仁氏がイタリア建築ビエンナーレの最優秀賞を受賞し、その受賞式の
拍手要員なのだ。(笑)しかも急きょニューヨークから駆けつける羽目になったのはタイム
スケジュールがあまりにもタイミングが合い過ぎたのである。しかもススキノで酔った勢いで
・・・横で酔っていた仲間の建築家の笹栗氏も調子に乗って「おれも行こうかな・・」・・で、後は
イタリア・ミラノのセントラル駅で会おうということで決まり(笑)そんな旅の始まりである。

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総大理石造りのセントラル駅1931年          無事に笹栗氏と合流(カッコいい方が私)

建築家フランク・ロイド・ライトにより「世界でもっとも美しい鉄道駅」と称された。さてここから
2時間半のベネチア行きでパドゥバという町へ・・ホームはどこだ・・決まっていないのだ・・
処でどこの会場(受賞者レビュー)かわかってるの?・・・彼と連絡が取れない・・まッいいか

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小西氏の最優秀受賞作品(農家の家)レビュー   最優秀アワードを手に(カッコいいぞ)拍手拍手

レビュー会場をネットで調べた処へなんとか歩いてたどり着き世界の建築家たちが受賞作品
をレビュー。世界の建築家の最後のトリを決め拍手。アワードと賞金を手に円形劇場は彼への
栄誉にスタンディングオペレーションで拍手・・こんなに盛り上がるなら私も応募すれば良かった
(笑)当然日本とNYから駆けつけた我々に彼はピザかスパゲティくらいおごってくれるのかなァ
ーって待っていたら「ありがとう・・今日は遅いから、じゃね・・賞金の小切手を持って闇の中へ」
・・(笑)  でも誇らしく思えてよかったね。 そして思いがけずイタリアに行くきっかけをくれて
感謝してるよ。でも小西君待ってるよワインの誘い(笑)

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今回の建築家テーブル(ザハ設計)          ガリレオが講演した講堂でザハのパートナーの講演

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ギャラリーの入口・奥に建築家テーブルが見える  地下のギャラリー・スカルプチャー展示

建築家テーブル(長さ約20m)には応募・受賞作品の写真全てが張ってあって広く一般の人にアピール
されています。このテーブルが設置されている広場の中央に地下ギャラリーがあり芸術に対する
関心の高さを感じた・・これは個人の生活の豊かさかも・・
さて少しワインをさましてからザハの作品展示プレゼン会場へと・・いいねこのゴロ石畳みの道
いや「路」のほうかな。ゴロ石使うのはまだ馬鉄が無いころ爪を保護する為だと建築家の中山氏が
自信を持って言い切っていた(我々の人種は皆言い切る・・笑)のでそう云う事にしておく。

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風情があるね                        しかしどうして深目地なんだ?

私は立ち止まってずっと考え、そうだこれは歩道に雨水の水ハネを防止する為自動車のタイヤ
と隙間を作ってるんだだとわかり、這いつくばって写した自分の職業病にがっかり・・・
もっと楽しい中世の風情を楽しめばいいのに・・・この病気はまだ旅で続くのだ・・・・


次回は場所をベネチアに移して病気の旅は続く・・(笑)乞うご期待


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2009年12月14日 16:19に投稿されたエントリーのページです。

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