さてイタリアの旅 場所をベネチア(英語・ベニス)に。パドゥバは学問の町という印象だった
ががこのベネチアは商人(貿易)・現在は観光の街である。列車で移動すること約30分で
サンタルチア駅・・いよいよここから車のない世界となる。3日間車のない社会・・世界を初め
て体験、歩いて、そしてゴンドラ(小舟)で目的地に行くしかない世界・・カルチャーショックが
旅の楽しさを倍増させてくれる。中世に迷い込んだ・・いや馬もいないんだった。
大運河カナルグランデ(大通りだ) 生活用・観光用・タクシーなどの交通手段の船
正面がサルーテ教会
10月28日サンマルコ広場を散歩、早速鐘楼(16世紀・96m)にお登り・・広場を見下ろす
世界遺産の都市を鐘楼から堪能し自分の人生時間との対比を試みた・・どれだけの時間を
費やしてこの都市が今に現れたのか想像を絶する、ヨーロッパの旅は時間のタイムスリップで
あるがこのように鐘楼から改めて一望すると人間の一生はとっても短いけれど伝承することで
これから1000年も後世に残していけるんだなぁーと思う
ゴンドラに乗船・目指すは・・・・ スカルパ設計の橋
カルロ・スカルパは建築の詩人と言われたくらいストーリーを持ってデザインの中で語っている。
とってもいい景色に→ 突然怪しい日本人・・あッ笹栗夫妻か。(笑)
鐘楼から海の税関と言われた建築物をフランスのピノー財団が日本の建築家安藤忠雄に
改修を依頼しピノー現代美術館が完成、ベネチアの名所になっている。さすが安藤建築
ふんだんな予算・・(予算というものは無いらしいが)なら私もこのくらい・・・と思って隠し撮り
しながらコマーシャルじゃないが “無理か” 素晴らしい美術館でした。
安藤建築がわかるコンクリート打ち放し 美術館外部の展示後方に鐘楼が見える
近くにあるグッケンハイム美術館(世界に6ケ所) 美術館のゲートの扉の中にベネチアングラス
レッド・ブルーなど幾つも入ってるよ
ここに(イタリア)来る前にNYでライト設計のグッケンハイム美術館を訪ねた事もありなんか感慨
ぶかく思えましたよ。美術(アート)って身近に感じたね・・いや身近にあるものだ
有名なリアルト橋(16世紀)大理石の手摺は ベニスの地図 大小運河が・・・
触られてぴかぴかに磨きがかかっていたよ
30日ミラノセントラル駅で焼きクリ屋さん 紙筒になってるのを2つ折り、合せ目を
うまいだこれが・・ 糊で貼ると片方が皮入れ・・アイディアだね
旅っていいね、またそのうち気ままな旅が出来る事を楽しみにガンバってお仕事しますよ
皆さんもぜひ・・旅行会社添乗員付き団体旅行だけは避けましょう。時間に縛られ、見る場所
を指定され自由時間ってもんを与えられ・・・気の置けない仲間でアレンジ・・いいよ
団体旅行だけは・・
2月に団体旅行があるんだった・・・台湾に・・やだね