MIYAZAKI MEMO

U-STAGE１階のレンタルギャラリー「創」がついに覗けるようになったよ。
２０日完成を予定、来月中旬からオープニング予定。オープン企画とし
て無料としますので、先着順で受付ます。中身によっては合同展示という
のも面白いかも・・・物売りはお断り！どうぞ連絡を下さい。現在ホームペー
ジも準備中です。

アートを日常に接する事が出来たらとても癒される・・・そんな思い
がずっとありました。それはやっぱり感性は理屈を超えたところに
置きたいと。自分の建築の世界をずっと歩いてきて（３５年）、辿り
着きたい世界がアートなんだと思う。まだ建築の世界に居たい気
持ちとが半々だけど（・・・食べて行けなきゃ笑われるよね)せめて
アートの世界の刺激をいつも受けていたい・・・そんな気持ちでアー
ティスト達の空間「GALLERY　創sou」をU-STAGEの１階にオープ
ンさせます。
そこでお知らせです。
企画展として「伊賀　信　・　G．A．A．L 2007Exhibition　Vol.1」
を開催します。幾何学アートで建築に通じるものがあります。
期間は６/２５－７/２３の予定ですがロングランの可能性
もあります。
そして耳寄りなお知らせです。
企画展に先立ち建築家の仲間たちとギャラリーオープンのお祝い
に豊島さんにジャズ演奏をお願いしてパーティーを行う予定です。

日　時　：　６月２２日PM６：００～
場　所　：　U-STAGE１F「GALLERY創sou」　中央区南９西６
会　費　：　無料

ビール・ワイン誰でも持ち込みOK（笑）・・オードブルくらいは用意
しますよ。気軽に参加してください。AGのアトリエもオープンします
ので中に入れない人は取り敢えずAGのホールで一杯。

今月１日からウチのギャラリー「創」で始まった椅子（北海道の木工家２０人）に
座ってみたかな・・えッまだ座っていない・・あらぁ残念だねぇこんな機会ないよ。
後３日間あるので是非こだわりの椅子へ。来ない人は電気椅子が待ってるよ
実は何を隠そう（笑）・・私も小学生の時木工家を志したのです。我が家の新築
の際木端を現場で集め座椅子に挑戦（旅館でみて楽チンな物だと・・）父に褒められ
有頂天、がしかし床の木目が何か変・・釘が飛び出て傷だらけでご飯あたらず。
中学でもまたまた挑戦、こんどは背もたれ付き椅子・・他人よりカッコ付けたくて
背の垂木を丸くナタで削っていたら親指半分まで削っちゃって担任の先生大変
・・職員室でタバコで溶着治療？・・どうも軍隊で習ったらしい・・こちとら涙、涙で
堪えてるのに「ガハハ、もう大丈夫だぞ」・・・その通りホントにすごい全部？直った
。椅子は未完成・・欲タケは気をつけよう

さてこの椅子だ～れ・・・と云うよりこのヒトだれ

やだねぇ～先生って　何処でも講義したがるんだから(建築家・倉本たつひこ氏）　　
なぜ椅子・テーブルは出来たか　　　第一回ギャラリートーク１１月０４日

明日は世界の「中村　曻」が椅子のデザインをいよいよ（笑）明かす第２回ギャラリートーク
木工家１０人にも参加して頂き多いに盛り上がるとおもいます。
１８時からはクロージングパーティを行いますので是非参加してください。無料です。でも前回
はなぜか皆さんワインを片手に来てましたよ、何でだろう？何も云ってないのに・・書いたけど
明日会いましょう

創作って「作り出す事」・・・作る事ではない、creative powerである。北海道に
椅子をテーマに、木工家がこんなにパワーを持って創作しているとは知らなかった。
私の設計活動はどんなパワーを与えているのだろうか？少し不安になってきた。
３０年間続けて来た事でマンネリと事なかれに陥っているのではないだろうか。
独立した時、初めての小さな住宅の設計に寝ないで鉛筆を持ち・・・と言うより設計
をすることがうれしくて眠りたくない、時間（設計に）を独占していたいと思ったもので
ある。子供の頃新しいスキーを買ってもらってうれしくて布団の中に入れて寝眠れな
かったアノ気持ちと同じである。若い木工家達の目が輝いている・・・オジサン木工家たち？も
目が・・・生活感を滲ませている（笑）　　若い建築家たちよ大志を抱け

この椅子に座るとパワーをもらえる・・・そんなオーラが出ている

パネラーをして頂いた高橋三太郎おじさん（髪の少ない方）と世界の中村曻おじさん（髪の多い方）

私のギャラリーでまたまたゾクゾクっとする作品がやって来てるよ
「空・－Ｋｕｕ－」という訳がわからんタイトルで作家たちは私をミスト
の世界へ導き出しにッと笑っている。皆さん是非ＫＹを楽しみに来て
ください。ギャラリーからはみ出してまで私を・・・・

ギャラリー創がすごい事になってるよ。15人のクリエイターにボード2枚でイス
の制作展示をお願いしたところ・・心よく・・・（汗）・・・引受けてくれました。

そして作品がぞくぞく（数名がやっと・・）運びこまれた瞬間から”なんだこれ？”
”スゴーイ”の連続。ジャンルは建築家・木工家・デザイナー。

やっぱり建築家は訳わかんない人種だと改めて思い知らされました。詩人だね
いや哲学いや美学・・・わかんないね

秀作3点は遠藤照明のアビタスタイル青山ショールームで展示予定です。
是非皆さんギャラリーに来て、触って座って投票して下さい。11月10日までです。(投票は8日まで)

私が勝手に師匠と呼ばせて頂いている陶芸家の下沢敏也氏の陶展が４月１７日から
始まっています。２９日（水・昭和の日）までなので走って（笑）見に来て下さい。
さすが師匠、今回のテーマは「大地の杜・森」「発する光」「大地の水」・・ひとつひとつ
が迫力があり、空気感が違ってきます

ホリゾント（奥）に森・光はカンバスに・大地に水　　　　屋外にもクラッシュレンガ産出のモニュメント
　　　　

下沢氏の入念な仕上げ　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＡＧのホールにも作品をおいてあります
　　　　

みや助　：お前ギャラリー創で今やってるか知ってるか?
くに坊　：えッあの有名なギャラリーか！何やってんだい・・産直かい
みや助　：アホな・・聞くところでは「四季の家」を設計した優秀な建築家のスケッチ
と写真で「建物が生まれるまで」を一連で展示してるらしいぜ。
模型もあるらしい
ささ平　：知ってる知ってる・・・彼・・良くススキノで会う人ジャン。
　　　　　時々何か書いてるよ・・・宇宙の絵みたいなの（笑）
みや助　：行ってみたら結構楽しいよ　家つくりって時間かかる見たい。
　　　　　これからも作家さんが展示していない時は建築家のスケッチとか・・・
　　　　　ニッチな時間でいろんな建築展をやるみたい
ほん子　：こんなギャラリーは北海道で初めてだな・・いや初めてよね
みや助　：いろんな建築に関わる情報・・特に建築もアートで街のデザインエレメント
　　　　　だって事の発信してほしいね
くに坊　：とにかく１００聞は１見に・・・いってみよう
ササ平　：北海道の建築家にとって殿堂的なレベルまでいってみよう
ほん子　：いつギャラリーに来ても楽しく・・作家さんの作品に会えるか・・・
　　　　　建築の空気にふれられるかだよね　
　　　　　
てな展示をやっています。ご覧下さい。・・・え・・いえいえ何も持ってこなく
て結構です。１９日まで（土・日は休廊）だよ

中村さんは家具デザイナー。彼はデザイナーって使わないでほしいと言った・・・・
きっと「創り手」と「造り手」の中村が同居しているからだろう。しかし敢えて
小生はデザイナーと言わせてもらう。彼はデザインの魂を持っている、それは
与えられたテーマ（商用椅子）に正面から向き合い自己の欲望を抑えデザインと
要求された課題（難題）に挑戦し解決する根性である。・・・彼の闘魂である。
きっと彼は苦しかった？辛かった若い時（スウェーデン・イケヤ時代）の事は
今は楽しかった時と変わっているだろう。人の生き様でやってきた仕事を天職と
思えるのは最高に幸せで楽しい・・・結果が出たから思えるのである。
転職はダメだよ・・・今の若いモン（いきなりオジさん）は職というものがボケ
てるらしい。やってみて駄目なら他の仕事を・・・親が大変だ（笑）
ギャラリー創で４月１３日から本日２５日まで行った展覧会（古典・・いや個展）
でしたがなんと来場者は４００人以上・・・アナログの世界は何かが違うのだ。

中村昇（1938年）宮崎正之（1952年）少し若い　　　　ポエング（1975）・代表作30年以上続くベストセラー
　

タック（1978）組立式（カンディハウス）　　　　　　　　　さて解体しよう、三太郎さんいくよ
　

ご覧の通りでござる　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　元に戻んないヨ～　三太郎知らん顔
　

ギャラリートーク
川上信二氏（中央）・今崎　務氏と　　　　　　　　　　　　６５名の参加者2時間があっという間でした
　

若い人（学生も）が多く訪れ、中村さん
（あれ、どこ・・・いたいた）も即席講師

ギャラリー創の企画展で建築家展がある。建築家はわがままで自己主張が
強くて実に楽（？）である。勝手にいろいろ準備やら展示を自ら検証と納得
してニヤニヤとマスしてるのだ。建築家はいろんな知恵袋を持ち、困難に
立ち向かって解決する能力は必須で・・・特にスタッフが（笑）・・・
おまけに自分の好きな料理と酒まで用意してくれる。何といい個展だと・・
と言いつつ、皆さん来てくれるかなァ～とさりげなく・・いやメイン展示に
招き猫・・気持ちわかるなァ

生存中に記念写真を　ダンディな二人・・髪が・・・

豊嶋建築をスライドで・・・小西君もいずれギャラリー創で個展を！
なぜか途中で　石川さゆりの演歌が・・詩に想い出があり涙を・・・

さすが豊嶋親分、ギャラリー創の入場記録１２０人（入れなくて帰った人２０人）
アッそうか招き猫のご利益か・・・１時間半たっぷり豊嶋建築に酔いました。
んッ人に酔ったかな？（笑）

益々皆さん元気に・・・オープニングパーティも誰が誰だか・・・

そんなざわつきの中で札響のオーボエの岩崎先生が演奏で華を添えてくれました。
有難うございました。４～５人くらいはちゃんと聞いてたよ

豊嶋さん、招き猫さん大変盛り上がりました。そして若い建築家
もいい作品を創ってこのギャラリー創で個展が出来るよう期待しています。
時間と生きる建築をです。

豊嶋さん有難うございました。

展示していたベトナム現代絵画の作家「レー・タン・トゥー」の作品と札幌在住の
幾何学アートの新進気鋭の作家「伊賀　信」の作品に10年ぶりに入れ替えた。
全作品も小生がベトナムホーチミンの作家のアトリエに行って直接手に入れた貴重な
思い出の深い作品であった。しかし伊賀　信の作品は昨年ギャラリー創が青山
スパイラルアートフェアで展示部門で1位を獲得した時の作品である。小生がギャラリー
を始めた時のオープニング作家でもありこの作品はここに展示するのが最適と思う
是非ＡＧギャラリーに見に来て下さい。入場料（拝観料）はご相談下さい。（笑）

伊賀　信の作品は大きさをリクエストで製作してくれます。

皆さんにこの品のある色彩の良さがわかるでしょうか・・・

ｗ２０００ｍｍ×ｈ３６０ｍｍ　この迫力は繊細なパーツが集合となって陽と陰をなしているからか

色気のあるペインティング・・・仕掛けを聞くとなるほど・・深い

「建築と椅子」こんなテーマで今年の椅子展は10月25日～11月１０日までギャラリー創で開催された。
建築が完成されると部屋の用途によって必ず家具や椅子が配置される。和室だって家具は重要な
存在となる。・・・だから建築家も施主も家具選びも・・・ましてや椅子などは最大な関心事として関わる
必要がある。そして選ばれるにはその椅子の持つ意味がある。・・・それって何？・・を解決した展示
でした。

写真で建築の中の椅子を紹介して椅子の現物を展示・・・二度とないラインナップ

出展者（建築家・持ち主）が椅子の意味を説明・・・元建築家？の倉本さんはバタフライチェアの説明

札幌三愛ホテル（現パークホテル）のめがね椅子（1964年）を担当された（坂倉事務所時代）坂本和正
さんが東京から駆けつけて楽しいトークを頂き有難うございました。めがね椅子も坂本さん所有を出展
していただきました。

10月17日～10月23日まで起きた事件（笑）　ギャラリーの近くの東本願寺別院で日本陶磁協会主催記念茶会（薄茶会）を行う事になって知り合いの陶芸家の下沢敏也がギャラリー創を第二会場として立礼茶会を行いたいと申し入れがあり、ここは建築家の腕の見せ所とばかり茶室の設えを・・・と構えてみたものの畳2枚敷くだけででいいよ・・・しかしただ敷くのはとシンプルでも領域を主張でき「わび」「さび」でいう゛無の美しさ″を創ったろうではないか・・・しかし一人では心細いので布作家の田村陽子に助っ人を依頼・・・どうだと（笑）

沈黙の美である

茶会と同時に陶芸家による茶器展も併せて開催

大変・・・沈黙の美がこんなに大勢茶席に・・・席主が陶芸家の下沢敏也

先日（11月4日）出張の機会に小生が主宰しているギャラリー創がコーディネイトした千歳日本航空サクララウンジに展示した壁面アートを確認しにラウンジを訪れた。作家国松希根太が作製したH８００×W６０００のホライゾン（水平線）という力作である。設置したのは６月２２日何事もなく（当たり前-笑-）コーディネイトはこうでぃないと・・・皆さんもぜひサクララウンジで観て下さいな

小生の部屋に川上（りえ）ワールドの作品がUP。この作品川上先生のアトリエの庭に無造作に
転がって（りえちゃん曰く・・・置いてある）いたさびだらけのガラクタ（りえちゃん曰く・・・作品）を見た
瞬間〝なんだこれは″
と持ち上げようとしたら鉄は重かった（当たり前）。敵もきっと「こいつもしかしてオイラ（一応男とした・・笑）
を持っていこうとしてるな・・・」と言ってなかなか腰を上げてくれない。りえちゃんこれもらうよ・・・
でも厚い（７５㎜）から半分に切って（スライスして45㎜）よとお願いして小生に届いたのが一年
がかり（笑）

すっかり居場所を確保した宇宙建築

力があるね