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旅行 アーカイブ

2008年04月08日

世界は広い

さて今回はとっても楽しい?いやいやカルチャーな旅(実際はお仕事と経済視察)でしたぞ。
2月28日・・・忘れもしない27日、28日の朝の便が天候しだいでは欠航も予測されるので
大事を取って前の日の最終便で東京に入っておこうとお利口さんを考えた・・・までは良かった
が千歳空港に着いたら人の山??結局全便欠航で千歳泊まり(笑)。
今回は旅行日程がドイツとインドが重なり調整のうえ何とか全工程をクリアー、世界最高の
完成度の高い(文化・環境・生産)先進国ドイツから乗り換えてカーストの国・発展途上しかし
GDPは9.4%(ドイツ・日本の約4倍)の成長率インドへ・・・何ともその対比・ギャップ?が
わっずか2週間で体験出来て世界って色々・・人生いろいろ・・いろんな色・・もッいいか

さてドイツに何をしに行ったかと言うと私が設計で採用している断熱材の工法キッド(パーツ)
を開発のショック社を訪ね生産管理と技術監理を確認しに行ったのである。(えへん)
最高レベルの商品開発なので私は現地で落ち合った北大の博士達に活躍の場を敢えて譲り
バーデンバーデンの都市を研究したのである。時は2008年2月29日から3月4日までの事
ぺペンペンペン・・・なんだ語りが変になってきたかな(笑)


フランクフルトから南ドイツ(スイスサイド)に位置するバーデンバーデンへ高速(アウトバーン)で
約3時間制限速度なし このミニバスは時速160㌔・・しかし大型トラックが追い越していったよ
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ホテルの前の公園の樹木配置  整然と繰り返すグリットデザイン
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パッシブハウスの視察 ここは冬でもマイナス1~5℃くらいでも省エネに対して貪欲である。
資源を持たない国の当然な取り組み。先進国である。野沢さんの得意分野(コート)・・・いや
歌だったかな
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プラントボックスに緑を・・・松の枝の常緑をストリートに
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ごめん   これから打合せが入ったので続きはあとで・・・・いつになるやら
でもインドは面白いからね

2008年05月02日

世界は広いー2

やっと戻って来れたよ。売れっ子は辛い・・・クレーム処理も辛い(笑)
さてドイツの続き
バーデンバーデンはスパの発祥EU全土からこのスパにやってきます。
男女混浴で・・・おォラッキーと思ったら全裸で入るとの事・・思わず尻込みしたのは
どうしてでしょう・・・いやいやサムライは自信をもって・・・と言い聞かせ(何にだ)・・いや建築的な
研修を目的なのだ。古代ローマ時代に発見されたこのスパ、18の浴槽を順番にゆったりとした気分
・・リラクゼーション 人間一糸纏わなかったら(全員が)隠す必要もなく羞恥心など消え老若男女
楽しく会話が出来とってもいい思い出が出来ました。
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古い街並みの環境に融け込むようにバリアフリーの施設(EV)・・閉鎖感がないシャフト
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さて本来の訪独目的の断熱キッドの講釈・・・これは北大の先生方に仕方なく譲って・・・(笑)
私は出張した証拠写真撮りの役割で
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ますます頭が痛くなって・・・昔こんな実験やったな・・・この破壊試験を方程式で・・・うゥー痛い
圓さん分らないのに参加している・・この後私の処に来て「任せよう!」
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使用現場視察・・これは私も生き生きと参加
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この断熱パーツは岩内の「親と子の家」で採用します。外の冷熱が家の中に伝わらない様に
断熱材で絶縁するのだ。
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ここ南ドイツは冬でもマイナス3度程度がたまにあるらしいが、省エネルギー・環境保全に対して
挑戦している様は資源を持たない国の最大の防御。デザインも完成度が高く本当に先進国に来
ている実感がありました。そのためには特定財源付きガソリンが200円でも皆が協力しているとの
事・・・世界最低の税金も納めず老後の権利ばかり主張してオシャレもせず貯め込んでいるどこかの
国に見せてあげたい。スリッパはいてジャージとワイシャツ姿のサラリーマンの平服・・・あァー見たくない・・・いやこれが世界に誇る日本の完成度かも

さて次回はインドだよ・・びっくりだよ・・笑っちゃうぞ

2008年05月08日

世界は広いー3

さてさて書き込みの時間が取れたぞ。「世界は広いー2」を読んでない人は
まずそちらから・・・読んでないのはドイツだ・・ドイツだ(何という冴えたシャレ)・・笑
デザイン・工業製品・街・・どれをとっても最高の完成度ドイツは行く毎にカルチャー
ショックがあって豊かにさせてくれます。・・・・さてインド


デリー国際空港での歓迎レイ・・バスも奇麗そう・・・ところがである・・・
空港からデリーのダウンタウンまでの高速道路、昨年完成した片側4斜線・・見たところ
奇麗な舗装なのに我々のバスは荒馬のロデオ状態・・・皆で見た目と違いひどい施工だ
な云って我慢の移動
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次の日本独立行政法人ジェトロ事務所に行く途中で休憩した時フっとみたタイヤが変!
あれれ・・厚みが途中で違う・・よく見ると磨り減ったタイヤに違うタイヤを重ねて貼ってあるのだ。
だから走るとロデオ状態に・・・しかし高速は100㌔以上のスピード・・こわーーイ
早速ガイドに車の交換要求 翌日はトヨタの新車・・・ホントにインドだぁなぁ
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オールドデリーの鶏販売店   肉にすると冷蔵設備が要るのけどこのように生きたままだと
腐ることはない。なるほど合理的・・・しかし家で・・・
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インドは都市中心部だろうと郊外だろうと野良牛があちこちに・・ヒンズー教は牛を食べない
雄牛は野良仕事以外みんな捨てられるらしい
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デリーから4時間でアーグラー(世界遺産タージ・マハルのある都市)に移動
途中橋の工事中の現場を覗く一体何年かけて完成するのだろう
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ホテルの敷地内は別天地。砂漠のオアシスのよう  食事もうまかったなぁ(インド料理)
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世界一美しいお墓「タージ・マハル」  時の皇帝が亡くなった愛姫の為に22年間費やして
建立。4本の塔(ミナレット)は地核変動の際お墓を守るため外側に倒れるよう傾けて設計
してあるとの事・・スゴーイ愛だねぇ。それにしても仏教ではなくイスラムとはねぇ。仏教は暗い
ね。愛とか恋は出てこないねお経に・・・
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アーグラー城の回廊  とってもいいリズムでリムがあり日本の伏見神社の鳥居を連想
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インドの写真をまだまだ一杯お見せしたいが我輩の仕事が何分忙しい
後は皆さんがインドを訪ねて実感してみてチョウーダイ。エジプトとインドはお迎えが
くるまでに一度は旅行してくださいな。  世界は広い


2009年04月26日

ひさしぶりの韓国

私もメンバーの一人ですが「一への会」(いちえのかい)有志で韓国の経済・活況視察を
4月14日から3日間行ってきました。千歳から2時間30分・・近いね、便利だね、いつでも
気軽に行けるね。・・・でも韓国の観光協会主催の昼食会では“ミョンドン”明洞通りでは
1/3が日本人で30歳代から50歳までの女性だらけらしい、財布には50万から100万
ウオンの束が入ってて、ブランド・BB・焼肉・ヨン様・・・とにかく元気らしい。だから観光協会
さんが日本人の来ないとっても素敵な韓国料理の店に連れて行ってくれました。芸能人は
よく来るらしいけど教えない(笑)
お父さん方頑張りましょうね・・しっかりとした価値観をもって(笑)

渡辺会長とツーショット                    電動で上下する排気筒・これは便利
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さて、私は視察の合間にチョン・ゲ・チョン「清渓川」という再生河川を訪ねてきました。
現在の李明博(イ・ミョンバク)大統領がソウル市長のときに50年前に埋立てた高速道路を
撤去し都心に緑と水を戻した素晴らしい事業・プロジェクトです。全長5.8キロに22の
橋がそれぞれデザインの違う提案があり、夜のライトアップは恋人たちを歓迎し、昼は都心
のオアシスとして確実に定着(溶け込み)しているのが感じます

都心のオアシス・ここが高速だったとは・・         
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夜はライトアップ・・・恋人達のオアシスの変わる
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2009年11月29日

旅の報告 アメリカ

10月21日から25日までニューヨーク、26日から30日まで北イタリアに行ってきました。
NYは久々の自由気ままないい旅、最終日にヤンキース最終戦(優勝決定戦)のチケット
が手に入ったのに大雨でキャンセル(泣)、しかし4日間マンハッタンを良く動き廻ったもの
である・・いやほんとに地下鉄が便利だし碁盤の街区が歩いて安心(迷う)なのに関心。
やはり強い印象に残ったのは{グランドゼロ」 そこにアメリカ魂がいま集約している・・エネ
ルギーを受けたことである。アメリカ・NY特にいろんな事が(日常)わかりやすい事・・私の
性格に合う。


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グランドゼロ(WTC跡地開発)            崩壊したWTCツインビルの広場にあったモニュメント

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セントラルパークこんなに起伏があるとは・・・     MOMA近代美術館 中庭のスカルプチャー


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偶然に世界のアーティスト(建築家も)達の椅子展が・・・ギャラリー創にも匹敵した・・・(笑)
この椅子はアメリカの建築家フランク・O・ゲーりーの紙(コア)の作品


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世界に6つあるグッゲンハイム美術館1959年   7Fから螺旋のスロープ展示
フランク・R・ライト設計


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ミッドタウンの南側ハドソン河に近接のハイライン
貨物軌道を公園にしたアイディアなオアシス時間と共に生きてきた雑草を生かした造園テクニック


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全長2.3キロ現在600m完成          チェルシー地域がギャラリー群何日居ても飽きない

アメリカはいつ行っても進化しているような国・・そしてフリーダムを大切に・・しかしマナーがある。
次回(?・・すぐだよ)イタリアだよ


 

2009年12月27日

旅の報告イタリアー2

さてイタリアの旅 場所をベネチア(英語・ベニス)に。パドゥバは学問の町という印象だった
ががこのベネチアは商人(貿易)・現在は観光の街である。列車で移動すること約30分で
サンタルチア駅・・いよいよここから車のない世界となる。3日間車のない社会・・世界を初め
て体験、歩いて、そしてゴンドラ(小舟)で目的地に行くしかない世界・・カルチャーショックが
旅の楽しさを倍増させてくれる。中世に迷い込んだ・・いや馬もいないんだった。

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大運河カナルグランデ(大通りだ)          生活用・観光用・タクシーなどの交通手段の船
正面がサルーテ教会 

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10月28日サンマルコ広場を散歩、早速鐘楼(16世紀・96m)にお登り・・広場を見下ろす
世界遺産の都市を鐘楼から堪能し自分の人生時間との対比を試みた・・どれだけの時間を
費やしてこの都市が今に現れたのか想像を絶する、ヨーロッパの旅は時間のタイムスリップで
あるがこのように鐘楼から改めて一望すると人間の一生はとっても短いけれど伝承することで
これから1000年も後世に残していけるんだなぁーと思う


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ゴンドラに乗船・目指すは・・・・            スカルパ設計の橋
カルロ・スカルパは建築の詩人と言われたくらいストーリーを持ってデザインの中で語っている。

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とってもいい景色に→                 突然怪しい日本人・・あッ笹栗夫妻か。(笑)
鐘楼から海の税関と言われた建築物をフランスのピノー財団が日本の建築家安藤忠雄に
改修を依頼しピノー現代美術館が完成、ベネチアの名所になっている。さすが安藤建築
ふんだんな予算・・(予算というものは無いらしいが)なら私もこのくらい・・・と思って隠し撮り
しながらコマーシャルじゃないが “無理か” 素晴らしい美術館でした。

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安藤建築がわかるコンクリート打ち放し       美術館外部の展示後方に鐘楼が見える

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近くにあるグッケンハイム美術館(世界に6ケ所)  美術館のゲートの扉の中にベネチアングラス
                               レッド・ブルーなど幾つも入ってるよ
ここに(イタリア)来る前にNYでライト設計のグッケンハイム美術館を訪ねた事もありなんか感慨
ぶかく思えましたよ。美術(アート)って身近に感じたね・・いや身近にあるものだ


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有名なリアルト橋(16世紀)大理石の手摺は     ベニスの地図 大小運河が・・・
触られてぴかぴかに磨きがかかっていたよ

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30日ミラノセントラル駅で焼きクリ屋さん        紙筒になってるのを2つ折り、合せ目を
うまいだこれが・・                      糊で貼ると片方が皮入れ・・アイディアだね


旅っていいね、またそのうち気ままな旅が出来る事を楽しみにガンバってお仕事しますよ
皆さんもぜひ・・旅行会社添乗員付き団体旅行だけは避けましょう。時間に縛られ、見る場所
を指定され自由時間ってもんを与えられ・・・気の置けない仲間でアレンジ・・いいよ
団体旅行だけは・・
2月に団体旅行があるんだった・・・台湾に・・やだね

                  

2010年07月27日

スコットランドとロンドン

6月28日から7月8日まで久しぶりに(6年ぶりかな)ロンドンに・・・ついでにスコットランド
まで足を伸ばし(初めてのスコットランドーグラスゴー)てレンタカーでアチコッチとほっつき
歩いてきました。天候とナビに恵まれヒルハウスなどマッキントッシュの建築三昧、
ロンドンではノーマンフォスターの事務所を訪ねる事が出来て感激。

マックの最高傑作ヒルハウス・・夜でも          グラスゴー美術大学 
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テムズ川再開発でフォスター設計のブリッジ      フォスターパートナーのエドソン・ヤビク氏と
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ロンドンの郊外の田園の中でゆっくりと流れる川で子供たちが・・いや親たちも
タイヤのチューブを浮輪にして泳いでいる風景を見つけ、思わず昔私の田舎で
川で泳いだ記憶がよみがえり、タイムスリップしました。何と自然なんだろーと、
ロンドン市内からわずか1時間くらい(車で)の場所で・・・田舎ではなく・・・いいね
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2010年11月14日

負けてる札幌

先日富山の現場(住宅)の監理に行った際時間が出来たのでブラっとしてみよう
と・・・そうだ北前船の港があったな・・・と思った所へトラムが。富山の電車は
トラムに変身して既存のレールを滑るように・・しかも札幌のチンドン屋のような
品の無い金儲け主義の電車と違って“乗ってみたい”と思わせるトラムである。
さっそく乗車、快適だねホント。途中駅のプラットホームでおばあちゃん段差の
ない乗降口からさっと乗り一人でニコニコ、いいね。聞くところによると最近は
営業上もトラムがいいらしい・・札幌は負けてる!

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港(岩瀬)の旧街道をぶらつきトラムで町に戻り建築家の仙田氏が設計した水の
公園「環水公園」これがまたいいね・・・恋人とスタバでコーヒー・・・いいねェ
町の中にあるのがいい。札幌は町中に公園が・・大通りか・・恋人達などいません。
そうだ・・100年ぶりに創成川が改良されるのにまたまたただの用水路・・・市長
何とかあなたの美意識何とかならないのかね。負けてる!

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2010年11月20日

スペイン・バルセロナの珍道中

10月31日から11月7日まで北海道の建築家が何とバルセロナで建築展を行ったんだよ
。出展作品も70展以上になりこちらは大いに盛り上がり・・・スペインのカタルーニア建築家
たちは今一かな・・広告がなく一般人は皆無・・それではと自分たちで盛り上がろ―といろい
ろアレンジ、現地在住建築家田中氏の案内でガウディ建築のお勉強・・お勉強・・・いやに
なるくらいお勉強。田中氏はバルセロナの宝もの・・そのうち化石になるかも(笑)とにかく
ガウディ博士・・実際に現地大学のドクターコース終了・・早く建築以外の空気を吸いたーい。
沢山の写真だから3日間かけてゆっくりとコーヒーを飲みながら見てくださいな・・・


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バルセロナからレンタカーを借りて時計回りでカルドナのパラドール→ソルソナの
ロマネスク城壁街→アンドラ公国→ピレネー山脈越え→フランス各地→フィゲレス
でダリ美術館→カタゲスで石拾い

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田中裕也建築家・・この人のおかげで競歩の選手になれるかも・・街中すごい
スピードで歩いたのだ。グエル別邸にて

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今もサグラダ・ファミリア教会(我々が滞在中に法王が来て教会として認められた)
で眠るガウディの遺体が安置されている。

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展覧会会場のカタルーニア建築会館・・札幌でいえば北洋銀行新ビルくらいの
場所のいいカテドラル広場に面してるビル。ビルはいいけど
そこの頭の・・・おじさん邪魔だよ・・あれ笹栗さんでないかい(笑)

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展覧会近くの公園の整備中中世ローマ時代の棺が出没・
・このまま保存でしかも見せるとは・・・素晴らしい公園デザイン

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レウスという町(村)ガウディの生家(ガウディは1852年生まれ)・・ナッツ畑の
中の一軒家、プラタナスの大木・・158年+X年・・・200年くらいかなァ

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レウスの町の田中さんが設計した公園ベンチ・・座るは我が北海道の
建築家のホープ(少し…だが)川村君・・・いや川村さん。私の好きな
売れっ子建築家です。

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ガウディがデザインした椅子・・・建築家はみな椅子をデザインするんだよ、
当然小生も・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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建築家田中裕也氏のアトリエにて、彼が8年間かけて実測ドローイングした
ガウディの建物(写真はサグラダファミリア)・・・ほとんどマニアック・・・尊敬合掌

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上の写真の原画の縮小コピーを建築家小西・・いや小西ブローカーが
オークションで値を吊上げて高くさばき手数料をキックバックさせている
貴重な証拠写真・・日野さんはお金が無いのに数枚買わされたみたい(笑)

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さて11月3日いよいよ北海道建築家展inバルセロナが始まり、
赴任して初仕事のバルセロナ日本総領事(中央)と総領事よりエラそうな
建築家遠藤謙一良氏。

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自分の作品パネルで小西君とは違う証拠写真

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さてスペインカタルーニアの気ままな旅へとレンタカーを借りて5人
(宮崎・笹栗・遠藤・小西・眞壁の経営が楽でない建築家たち)で
バルセロナを脱出・・・最初に霊山、修道院のあるモンサルット。
奇岩にそれぞれ呼び名があるという。顔に見えるが・・

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何と言ってもこのモンサルット修道院にある黒いマリア像・・世界遺産
私は心から許しの懺悔を・・・何の?だ・・・なぜか洗われる(笑)
皆は平然と・・そのうち懺悔したくなるはず・・

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修道院からはるか向こうの頂上先端ににクロス(十字架)が見える・・
行ってみよう・・また懺悔の気持ちが逸る(笑)

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45°ケーブルカーと徒歩約30分あったぞ・・・ほんとに先端 怖い

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懺悔・・・合掌…お祈りは万国共通だろきっと

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いたたまれず自分に正直になった小西君と遠藤君・・・マリア様に報告・・・懺悔

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さて本日の宿 パラドール カルドナの町にある丘の上にあったお城を国営ホテル
として使用している・・歴史に泊まれるのだ。710号室はホント出る・・その亡霊は
なぜか女性にしか見えないらしい・・・イケメンらしい・・・見たものは幸せになれる。

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ソルソーナの町で日本レストラン「きのこ」を営んでいる佐野さんご一家
お父さんにはロマネスク建築を案内していただき、息子さんには通訳して
頂きほんとにありがとうございました。再会を楽しみにしています。!
在住の建築家のにもよろしく!お世話に成りました。

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アンドラ公国  この辺に来ると空気が違うね  フランスの国境にある
公国。昼食のピザとスパゲッティとワイン 美味しかったね。
ピレネー山脈渡ってフランスに行ってみよう。

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良く走ってくれたシトロエン・ピカソ7人乗り  快適に傷ひとつ・・・
ちょっと付いたか(笑)

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再びカタルーニアに戻ってフィゲレス。御存じダリ美術館・・屋根の卵に
壁のウンコ・・いやパンだった(笑)・・ダリだから。見応えのあるアート・・

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何と中央のプレートの下にダリが眠っている・・・ダリが踏付けられてる・・・
さてはダリ・・・

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ダリ得意のだまし絵・・・ホールに高さ5メートル横3mくらいのだまし絵。
リンカーンの肖像画の中に裸婦の後ろ姿が・・・見えるかな。
写真で撮るとこうなる

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肉眼ではこのように見える実際の絵なのだ。目を細めて・・もっと細めて!
普通に撮っては写真にこの裸婦の姿は写らない、上のようにリンカーン
になっちゃう
さてここで問題・・・私はどのようにして撮れたのでしょう

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気ままな旅も最終節・・誰かが、笹栗さんがダリのアトリエがあったカタゲスに
いこうと言い出しそれではと・・・地中海の海と風が心地よい・・・なのになぜか
皆汗だくに・・・笹栗ほんとにあんのオ~。着いた時余裕で昼飯は海辺の海鮮
レストランで黒パエリヤと美味しいワインいこう・・ルンルン・・・だったはずが
探し回ってるうちにレンタカーを返す時間が迫りバールでパン買って車で食事
・・・なぜだ(笑)・・・地中海の海が入ってる小石を小生のギャラリーの芳名帳
の文鎮に拾えたのがせめてもの思い出。
バルセロナまで2時間で・・・運転を私に変わっていざ高速道路・・メーターが
なぜか170キロ指した頃、後ろの席からカチ・・・カチっと音が・・・
遠藤君は日焼けしたはずなのに・・・とっても楽しかったおじさん達の旅でした。

2011年04月10日

ベトナムを訪ねて

3月24日から1泊3日(?)でベトナム・ハノイを訪問・・・・
韓国のソウル経由の工程、仁川空港猛吹雪で機内で何と2時間半
待機、ハノイに着いたのが25日早朝4時30分・・・9時30分
から早速予定の企業訪問‥眠かったね。
26日に帰国・・・芸能人並のスケジュール(笑)
折しも忘れもしない3月11日14時46分発生の東北大震災・・原発事故
の後の視察、海外から見る日本はどんな感じ方か・・
訪問先ではベトナムの国の方針は原発は押し進めるとの事、福島の教訓
はむしろ安全側の設計ができるとのこと。確かに!


地元企業との意見交換会    
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オールドタウンにあった幅1.8M、5階建・・階段の幅だね
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魚屋さん                            八百屋さん
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2011年12月18日

人生の見直し旅企画

小生の事ではない・・・今回は見直し9人もいるのだ。前回はバルセロナで・・・今回はメキシコで・・・
マヤの世界ではマヤかせないのだ(失礼しました)。巨匠建築家のルイス・バラガンのカーサ(住宅・世界遺産)を尋ねてみんな現地集合・・・と企画したのだが結局札幌から札幌まで一緒(笑)。

2012・2・8~18まで9人の旅は途中ダラスから8人となりNYできっと誰かがマフィヤかなんかに
やられ、7人となって札幌に戻った時は5人位になってると思う。

エアーは取ったけどホテルも決まってないし内容も決まってないし・・・こんなに多くは入れるレストラン
なんかきっとないし・・・そうだ!現地解散の旅が一番かも・・

2012年11月05日

一瞬の安らぎ

みなさんも旅行とかで今までに見たことがない視界に遭遇したことがあると思うけど
きれいだったなァ・・・世界を旅していて飛行機からの夕日や朝日などたくさん遭遇
したけどこんなのは初めて。11月3日東京からの帰り17:45からわずか10分くらい
の苫小牧沖の飛行時間の光景だけど・・いつもは写真(記録)より記憶と言ってるけ
どこの時は思わず携帯でパチリ。ガイヤのユートピアってあの世界か、早く来いってい
うサインなのか

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2013年01月22日

東京駅に泊まりました。

ついに念願の東京ステーションホテルに泊まる事が出来た。アフリカに成田からフライトする
のに大事を取って(雪で欠航)前泊、しかも友人の計らいで駅舎復原(1914年竣工)の設計
チーム代表設計者の田原幸夫氏に案内してもらったのだ。小生はこの時間と生きた建築とその
時間を戻した建築家の力が伝わって来たよ。薄っぺらい建築はやめたい・・・

田原幸夫氏と細部にわたって説明いただき感謝 有難うございました。
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一つだけ空いてた(キャンセル)部屋をゲット 素泊まり○○○○…○万円(笑)・・勉強代なのだ
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後ろのブラケットのみて・・・まだ部屋まで150mはあるのだ…駅を感じる
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解るかな・・・フロントから部屋まで・・・これが良かった・・・仕掛けはあるよ
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2013年10月24日

やっぱり世界は広いしスケールが違う

たまには建築から離れリフレッシュしなきゃ・・・10月初旬カナディアンロッキーをドライブ、どうだこの写真
絵葉書ではない小生のデジカメなのだ・・・調子こいてたら後ろからパトカー(派手な赤と青のランプで)
に・・・29kmオーバー・・・アルバータ―州に19000円を納税(罰金・笑)してきたのだ。
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やっぱり建築が気になる。トロントのAGO(現代アート美術館)フランク・O・ゲーリー設計。
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心地よいスケールの中に迫力ある螺旋階段・・・上がって見よーじゃん。
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あはぁ~やっぱり凍結防止のドレンヒーターが・・・なんだか近親感と安心感?
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あっカラマツのLBLの椅子が・・・パインか  美術館全体にこの椅子とスツールが置かれている
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2016年10月25日

建築家の旅の楽しみかた

建築家が旅をするとこんな処にあんな処に興味を持ち一般の旅行者と違うところが面白いってところを熱く語ったのである。10月22日チカホ空間でのセミナーである。3部構成のセミナーで国内編1と海外編2で小生は海外編を・・・窓に興味・壁に興味・ガラスに興味・・・とか旅先でそこの環境で興味のテーマを持つと面白い。オランダで飾り窓のおばさん・・・失礼オネーさんが客引きするときのジェスチャー・・・・・・・あれ何の話になったぁ(笑)  今回小生は北イタリアのパドバに行ったときの発見である。


え~パドバの街は・・・
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ブーツ型のイタリアの北
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ベネチアの左だよ
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上空からパドバの統一な瓦屋根  いいね  風情があるね中世の
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路地の車道はなぜか石ころだらけ・・・な~ぜだ?
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んッ歩道と横断歩道は歩き(車いすでも)安い平板が敷いてあるな
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あれ排水溝は真ん中に・・・もうわかったかな
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そう・・・雨水が石の隙間を通って排水され車が歩道の人に水はねが起きな
いように工夫されてるのだ・・・同時に中世の街並みもアスファルトでは台無しだからね
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カメラを路床につけて撮ってる小生を思い浮かべてみて(笑)

2017年10月19日

ソウル・ソウル・ソウル

9月にUIA(建築家)世界大会があり5~6年ぶりにソウルを訪ねた。チョンガチョン川のプロジェクトに関し札幌の創生川の再生に失望、トップの姿勢の違いを痛感したものである。会議出席をサボり街中視察。

やはり日本にも欲しかったザハ・ハディドの建築  未来志向へ  (デザインセンター)
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このおじさん(あまり売れてない建築)とお〇さん(売れてる建築家)…ソウルでお誕生日会
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2017年12月30日

平成最後の懺悔の旅

平成最後の懺悔の旅は船旅となった。オーロラが見たいの一言でアトリエに届いたVISAの雑誌を思い出したのである。船でオーロラを・・とありキャッチコピーが「世界一美しい航路フッティルーテンで船からオーロラを観よう」ってね。これって「飛んで曲がらないドライバー」と同じくらいのキャッチコピーだね(笑)とにかく即決。今までの懺悔の旅は数千キロのドライブの旅、運転の疲れと罰金の支払いで旅の記憶がない状態(笑)という訳で今回はノルウェーの北極圏からフィヨルドを南下する旅となった。

北緯67度のキルケネスから出航
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5日間の快適な船旅を提供してくれたトロルフィヨルド号
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フィヨルドの海は全く波がなく滑るような航海 世界一が見えてきたね 美しい
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おットロムソで出会ったオーロラ・・・カメラじゃこんな、動画がいいらしい
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航路は常にモニターにリアルタイムで表示
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最初の寄港地ヴァルドーでスイスの建築家巨匠ピーターズントーの
魔女狩りのメモリアルホールを見る事が出来て感動
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下船地ベルゲン港 右側は世界遺産ブリッゲン15世紀時代の
ハンザ商人の隆盛が伝わってくる
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ブリッゲンの木造は斜めっても元気      中から見ると、ドアはしっかり閉まる(笑)
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オスロ中央駅前の再開発に立つ総大理石仕上げオペラハウス(スノーヘッター設計)
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別の再開発地区・レンゾピアノの現代美術館があり世界的な建築家を採用する事が羨ましいね
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ノーベル賞の内ノーベル平和賞だけはここオスロ市役所で受賞式が行われる。
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