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建築 アーカイブ

2007年03月23日

貴婦人?

2005年6月に着工していたU-STAGEのお隣さんがいよいよ最後の
お化粧直しに入りました。粋なストライブの衣に身を包み、
まるで貴婦人のように気高く、行き交う人達を見下ろしています。
貴婦人はまだ撮影を拒み、この一枚は内緒(笑)でメモ友に披露します。

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2008年05月27日

古美る家具

先日(5月25日・日)イコロの森(ホームページ参照)で建築家の上遠野先生と
旭川カンディハウス会長の長原氏、木工家日本の第一人者(褒め殺し)高橋三太郎氏
、そして我が建築家仲間・環境設計家の鈴木氏(イコロの森主宰者)4者で上遠野先生
と長原氏の出会い・・そして40年間使用している唐松の座り難い椅子(笑)の話
また完成度の高い家具は今でも財産、先生のアトリエは楢の家具・・もちろん長原氏の
作品で一杯・・私もお邪魔して楢だらけでした。きっと古くなればなるほど美しく接して
包み込んでくれるのがいいですね。森の中のギャラリーもとっても落ち着きいいですよ
。是非森に行きましょう
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森の中のギャラリー

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講演会の様子


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スライドトーク

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上遠野先生(左端美男子の横・笑)を囲んで。テーブルと椅子は三太郎氏の作

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私の前のアトリエが上遠野先生のデザインされた建物をして居ました。
(ブログ初期参照)築50年の建物で私も大変気にいってましたが不動産の血が騒ぎ
隣地を買い増し賃料収入を目論んで解体2006年に現アトリエに建替えました。先生
が「俺の目の黒い内は壊すな」と云われていたので、内緒にしていましたがバレていました。
そこで今回森のギャラリートークを私のアトリエ一階のギャラリー創で上遠野建築展と
ギャラリートークを企画してお許しを頂く事にしました。秋頃を予定していますので
楽しみにしていてください。


2008年11月27日

北海道の誇れる建築家展

私が最も影響を受けた建築家です。上遠野(かとの)先生とのご縁は
私がこのU-STAGEの前に9条のアトリエを取得した建物が先生のファサード
デザインされた建物でした。”壊すなよ”と言われていたけれど”壊した”のです。
そこでお詫びに「先生の建築展をやらせて下さい」ってこの展覧会は開催したのです。
21日はオープニングとして圓山さん(上遠野事務所OB)とギャラリートークで
盛り上がりました。12月20日までやってますのでこのブログをみた方は是非
足を運んでください。素晴らしい建物に出会いますよ。

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ギャラリートークの様子・正面中央が上遠野先生・左側に奥さん。右が圓山さん(アーブ建築研究所)
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ギャラリー展示風景 正面パネルは今年の自邸の秋
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自邸(JIA25年賞受賞・DOCOMOMO100選受賞(オランダ)
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建築展のキャッチコピー「時間と生きる建築」、先生の自邸は1968年建築・・・まさに時間と
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2008年12月23日

近況報告とぞくぞく完成の楽しい住処(すみか)

先月19日から開催していました上遠野 徹「鉄骨の家」展が終了しました。
約30年間先生の設計された住宅に住まわれている建主さんに上遠野先生自ら
設計当初の話で盛り上がっている光景は私達の手本となるべき光景です。
つまり時間を忘れた尊敬と信頼関係が感じ取れるからである。素晴らしいですね。
来年はコンクリート造の住宅展にしようと張り切っています。先生は83歳です。私は
56歳です。そのエネルギーに負けています。昨日先生が終了のケジメに来られ、
偉大な建築家村野藤吾氏の論文をいただき「読みなさい。」・・・私は感激・・・
老いても勉強はできるからと・・・まさに時間と生きる建築家ですね。

左から上遠野徹氏JIA会長出江寛氏
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先日(12月19日)先生の紹介で青山にあるギャラリー「ときの忘れもの」を訪ねて
きました。とっても素晴らしいギャラリーで磯崎 新・安藤忠雄氏の銅版画集を独占で
出版しているそうです。来年以降札幌でも展覧会(版画)を考えているみたいで
うちのギャラリー創での期待しています。

12月19日は東京青山の遠藤照明ショールームで6日から行っていた「木の椅子展」
のクロージングパーティに出席してきました。この椅子展はギャラリー創で11月の札幌
デザインウイークで出展した15人のクリエイターの15作品です。札幌同様来場者による
投票で盛り上がりました。最高得票作品はやはり札幌同様木工家山野氏のロッキング
チェアでした。会場は工業製品による無機質な家具がほとんどですが木の椅子が発信
した強烈なメッセージ(癒し・感性)が変に会場にマッチングしていました。

さて今年の仕事・設計は住宅に始まり住宅に終わり、とっても楽しい1年でした。
久し振りに設計の醍醐味というか真髄を味わせていただき感謝しています。
上遠野先生に負けてられないのだ!

界川の家・・・中央区の閑静な場所で敷地の中にトド松や原生林が残っているトラの子敷地

敷地にある原生林から(この情景が最初のスケッチに入っていたのだ)見る
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バルコニーは建物本体と絶縁(切り離して)して外断熱しています。雪を落とし易いように手摺
はフラットバーだけ・・・人も落ちやすい(建主に内緒・・笑)
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しかし正面からはこんなにシンプルに平家建である。敷地高低差が1.8メートルもある
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エントランスに入ると敷地の原生林が飛び込んでくる大きなピクチャーウインド・・やるねェ
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リビング・・ペチカだけでも暖房はOK
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2008年12月28日

ぞくぞく完成その2

岩内「親と子の家」
二世帯住宅です。親の家は有機質的な素材で、子の家はシンプルで無機質的な素材で
まとめています。どちらも大きな窓を配置し田園越しに岩内岳の四季をパノラマで変化を
楽しむ事が出来ます。施主さんもきっと私の大きな仕掛けに満足してくれていると思います。
地元の佐竹建設さん御苦労さまでした。

親の家:吹き抜けと和室の領域・・・目の前に広がる田園風景と岩内岳 壁は珪藻土
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子の家:リビングから2.5×5.0のピクチャーウインド
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釧路「矩の手の家」
この日(引き渡し日)はあいにく雪と曇りで素敵な家が曇っています。・・・がしかし全面的に任せ
ていただいた建て主さんの濱田さんご夫婦は満面の笑みと感謝の意をくれ、私もホッとしています。
施工の伊藤建業さんにも感謝です。
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南西の外観・・庭でバーべキュー・・いいですね  杉板厚21㎜とガルバ鋼板瓦棒の組み合わせ
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2階の窓と一体に見せるバルコニーのフライングバットレス・・なかなか板金がうまい
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陽だまりのリビング・・パッシブソーラー熱で蓄熱床暖房の補助になっているよ
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2階の和室  色っぽいでしょう・・赤い・・がチラッと。床柱と地板はスチールで錆び出し(前川作)
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2009年05月29日

自然と共生する建築

2008年12月に完成した札幌市中央区の前にも紹介した建物です。
建築は環境とどのように共存すべきか・・商業の街は商業としての建築
があり、自然の中の建築は・・・と建築が発信するものは結構責任があると
思う。時間が建築を完成させ住み手が時間を感じられる建築を目指した作品
です。やっと外回りが落ち着いたのでいい写真が出来ました。是非見て下さい
中央区の自然公園が隣接し、北キツネ、キジ、エゾリス、クマゲラ、いろんな
野鳥が訪ねてきます。中央区とは思えない環境です。

エントランス(道路側)前回の写真と比べてください。緑の中です。
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大きな窓は自然に溶け込む仕掛け
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夜景も・・トイレがいいでしょう
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サンデッキは中間領域で自然と握手するための装置だから手すり子は無い
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握手が終わったら自然への散歩
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2009年07月28日

建築は文化そのもの

現在ギャラリー創で建築家上遠野徹の「RCの住宅・O邸」展を開催しています。建築が時を得て
伝えるもの・・・時の文化を伝えてくれる・・・そんな建築を建築家上遠野徹は身をもって教えて
くれている建築をパネルで紹介しています。この住宅は2006年にJIA25年賞を受賞。
素材で創る建築は文化なら新建材で覆う建築は文明、・・素材は隠し味(古美る)が出るけど
新建材は劣化して朽ちるだけの違いがあると建築家の出江氏はいう。是非本物の建築を見て
ください。先日釧路のO邸を訪ねたとき、今もお元気な施主O氏は建設当時の上遠野氏と担当した
圓山氏(アーブ)とのエピソードを昨日のごとく(38年前の事)語ってくれました。まずは素材を手に
入れる事からだと・・・
そして建築家はいいクライアントに巡り合う事だと・・・


出江寛JIA日本建築家協会会長      上遠野徹ご夫妻
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この展覧会に実際に住宅で使用されているポール・へニングセンデザインのペンダントを
ルイスポールセンJAPANより提供してくれています。
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2010年05月07日

新しい試み

4月24日北区大平の住宅メーカーの展示場(ゼビオの隣)にとっても素敵なお家
が登場・・・土屋ホームです。えッこれが土屋さん・・・実は小生の設計なのだ!
今後建て主さんは建築家と相談し建築会社とは違う観点で居住空間を求めて
いく時代に入っている。この現実を土屋ホームは先取りして提案型ホームを登場
させたのだ。もっとも設計のプロはいつもの事で・・・違いがお隣のモデルハウス
が一層引き立たせてくれている。プロとはこんなものだエヘン。
提案は「中庭とくらす」 若いご夫婦の安心な子育て。老夫婦のバリヤフリーと
気配。中庭は内の外・外の内・・・平屋っていいね


平屋でスッキリと・・・玄関はどこだっていいんだ(笑)自分が解ればいいんだ
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中庭  「内の外」「外の内 」 バーべキューに・・・裸でビール・・いいね
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モデルハウスです。見るだけでも楽しいぞ!ぜひどうぞ

2010年08月02日

お客様

6/27・ポートランドからお客様が・・・何とフランク・ロイド・ライトの流れをくむ(ライトのお
孫さんと一緒に働いていてライトの手法をアレンジ)建築家のボビー氏、帯広で住宅を
手掛け次は伊東温泉で別荘の設計に来日中。私が手掛けた住宅やこれから帯広に
建築する設計について話が尽きませんでした・・・したがって?今度は12月に私がポート
ランドに話をしに行く事でまとまりました。(笑)

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2010年12月21日

吾輩ちの一年点検

吾輩は犬である。そんじょそこらの犬と一緒にしないでおくんなさいよ。
吾輩達は日本一なのだ
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白石のシェルティハウスは早いものでもう一年・・RC外断熱工法
で家中寒さ知らず・・
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建物はほとんど手直しもなく施工会社(宮坂建設工業)の匠の業に感謝
・・・いや設計が・・・敷地の中にドックランを設ける設計で、センスの
いい奥様のアイディアで居間の一部を地盤面と同じレベルにして内と外
とを一体化してあります。奥様はワンチャンと駆けっこで痩せる重い・・
いや思いだそうです。
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遊び疲れたワン・・・床暖房と薪ストーブ、極楽極楽
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居間の壁・天井の仕上げを珪藻土のこて塗りのせいか、臭いは全然
していないし、空気清浄効果を試したけど成功だね。


2011年01月09日

効果あり

最近(1月7日から・・)の荒天(大雪)には辟易だね。昔(少年で可愛かった頃)は雪になると嬉しくて・・・新雪が滑れるぞ・・・って。
華麗‥いや加齢と共に萎んで行く少年の心、また除雪費が、灯油代が、ガソリン代が・・・イヤだネ(笑)

さて本題の“効果あり”だが小生が提案デザインした雪庇除去装置は札幌市内
のビル風伴う低層ビルには効果ありが立証された事を紹介します。
近年雪庇落下で死亡事故や駐車中の車の破損でビル(建物)所有者の管理
責任が問われています。小生の事務所や設計した建物でも同じです。そこで
各メーカー(沢山あります)のは価格が高いので“作ったれ”となった次第で
その名もセッピノン

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高さ265mmアルミ製取付は既存笠木やL笠木に対応

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当事務所の北側の鉄骨上端に雪庇発生
1月9日撮影

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南側の上端にセッピノン(商品名)を取付たら
見事雪庇は発生しなかった。普通は南側に多く発生

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お隣の5階建と10階建ともに雪庇発生
1月9日撮影

セッピノンは㈱シンドウ工業で製品化、札幌で(有)エスエムシンドウ
で販売取付しています。TEL011-733-4650
小生の名前を伝えて下さい。(AG総合設計・宮崎)安くはなりません。(笑)
いや善処させます。(笑)

2011年02月21日

建築家のスケッチ展

私のアトリエの一階にあるギャラリー創で建築家のスケッチ展を行っています。
第2回目のスケッチ展・・・設計に入る前、入ってから、終わってからと様々
な葛藤やら、回想やらのスケッチで見応えあるね。特別展示として世界の白井
晟一と村野藤吾のスケッチ(出版物)を置い見たら・・・なんと同じタッチだ
・・・と感動・・・しかしどこか違う・・・スケッチの中身はあのアノ建物だ
25日までやってるので是非見に来てください。私の事務所見学もついでに
どうぞ!

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2011年04月24日

デザインアワード最優秀賞受賞

我らがU-STAGEが「第1回北海鋼機デザインアワード」で最優秀賞獲得。
何といっても第1回目というのがいいね・・・応募57作品から予選通過6作品
に・・そして現地審査を2日間に渡ってご苦労された審査員と北海鋼機関係者
の皆さん大変お疲れ様でした。このような賞(素材と建築)はこれからの意匠
設計を行なって行く上で大変参考になると思うね。氾濫している板金仕上げ・・・
使い方を間違えると安っぽさの代表素材になる危険性をも含んでいる。だから
警笛に意味も含めたアワードと受け止めたい。時間と生きる建築として

ファサード・閉じた縦軸(住居)と開かれた横軸(OFFICE)
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使用した素材(ガルバリウム鋼板)のアワード
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アワード記念品(厚さ0.1mmー85mm×85mm)鋼板で折った職人業・・お見事)
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2011年05月18日

十勝で仕事

十勝清水でとっても楽しい仕事をやらせて貰っています。名ずけて「CAMP SHIMIZU」、帯広の企業の研修所である。昨年の12月カラマツ林48770㎡の土地があるので見てほしいと・・・エッ4万・・・札幌の50坪とか100坪とかに慣れてたせいか・・・14750坪である。よーしやったろーじゃんと冬の現地へ・・・やっぱ寒い
・・・そこでこれは遮る壁がいるな・・・そうだどうせなら壁の中に棲家を入れちゃったらいい・・・と提案、プレゼンでオーナーは何だこれはと・・・しめしめ・・・
もう一枚めくって下さいな・・・おーちゃんと棲家があるじゃん・・・とプレゼン案を心良く(目は疑心暗鬼に・・)承認。めでたく5月12日上棟式。完成は8月初旬でセミの歓迎でオープンとなればいいですね。使用したカラマツ構造集成材はここで伐採したも原木も参加・・・まさに地産地消  8月乞うご期待


壁のボリュウムが見えてきたね
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上棟の儀  棟梁と大工さん威勢よく槌音を響かせ。
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オーナー玉串奉奠・・ホントに大丈夫だろうな・・・と顔に。
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この素晴らしい十勝の大地、日高山脈から大雪山の山並み
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2011年07月13日

いよいよ終盤・・・

昨年11月より建設していた十勝清水の「CAMP SHIMIZU」が
工事終了に近づいてきた。現場に通うたびに十勝平野・大地を感じ、小生
が設計した建築がこの環境で時間を刻む事が出来るのか・・・と考えさせられる
現場だった。素材は間違えなかったか・・、厳寒に耐える居住性は大丈夫か・・
ディテールは間違っていないか・・・などいつも自分とのチェックが続いた。
もちろんコストとの闘いもある。ここでは偽物(もどき)は受け付けない。
街中のチャラチャラしたファッション建築が住宅・商業施設を問わず雑誌を賑わし、
数千万の住宅でも今や20年間がライフサイクルらしい。一生の買い物
なんて死語となっている。小生自分の建築スタイルは「正直」としたい?。


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大地にしっかりと根を・・・伐採したカラマツは構造材の一部となり
地産地消でこの建物に参加している。


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建物アプローチ   この壁(Wall)は景観(敷地レベル差で大平原はここまで来るとやっと見られる)と
北風を一旦遮断し建物に温かくそしてわくわくと迎い入れる装置である。
ほのかに床暖房(遠隔蓄熱式)が入ったホールから飛び込む真白な十勝大平原・・・
特殊鋼板は赤く発錆し時間と共に変化していく。冬が楽しみである。

7月末工事は終了・・これから先、オーナーが建物を完成させてくれるでしょう
それには時間が必要で、敷地のカラマツがじっと見守ってくれる事でしょう。
・・・と思いを馳せながら我が事務所の見学会(勉強会)を8月6日に行います。
オーナーのご厚意に感謝

2011年07月26日

さあ出番・・・

十勝清水のCAMPSHIMIZUがいよいよ登場、現在最後の
工程に入っている。8月1日・・・施主へ引き渡し・・・うれしい
やら寂しいやら・・・これからが建築をさらに磨きを掛けてくれる
事を願っている。施主はとてもデザインに理解を示してくれた事へ
感謝。シンプル イズ ベスト


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外観も設計通りの迫力でOK・・・アプローチから

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アプローチから素敵に中へ・・・

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サロン・・床の大判(900×900)の御影石が強さを出している

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小生デザインのサロンチェア・・・試作品にマジックチェック カラマツで製作・・なずけてユーカラチェア

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三太郎先生の初めて見たプロの目           中村曻先生も参加 緊張が漂う
ラウンジチェアー・・この椅子で美味しいワイン

建物のカラマツ集成材はこの地で伐採した樹木も参加、ならばソファもカラマツでと挑戦・・・
時間と共に焼けて来て味が出る。

2011年08月10日

とってもいい気持ち・・・喜びと感謝

8月1日竣工を祝って建物のバルコニーテラスで施主がバーベキューを
やってくれた。天気も祝ってくれビール日和。
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前列右が施主の原田社長・お隣が宮坂建設、宮坂社長
後列私のお隣が池端専務


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宴も夜に入りまたテラスもいい雰囲気・・・LED照明はやっぱり
虫が寄り付かないね。十勝清水町の高薄町長(後向き)も駆けつけていただき
盛りあがり、うれしい事です。


8月6日当事務所の建築勉強会に建築家仲間とそのスタッフが現地集合
も合わせて35名参加とっても素晴らしい(笑)完成度の高さに皆さん
感動に次ぐ感動・・・ヒコ小西は何かブツブツ・・・口の中で・・・
素晴らしいといってるみたいだね。

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29人中型バス、社長有難う                くまなく粗探し・・・笑

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何かを盗もうと(参考に)・・・               小西は何かを見つけた・・粗か

約2時間の見学を終え近くの「千年の森」で昼食とアートを見てさらに
スキルアップと行こう・・・と移動
日高山脈の伏流水が森の中で湧き出て十勝平野の大平原を潤す。この雄大な
スケールを目の当たりに見える十勝がすごい。

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CAMP SHIMIZUは今までの中で一番印象に残った建物となった。
最初にすごいブリザードで私をフェントをかけ・・いや確かめ、最後は歓迎の
穏やかな天気と環境をプレゼントされて仲間と認められ、
これからが時間と共に生きるんだと改めて思わされた。
施主代行の峰友さんと施工担当吉田さん、電気工事の中山さん機械設備
の古里さん有難うございました。

追記:ご近所の酪農家が建物を見られて気に入られたとの事・・もしかしてまた
   十勝に来れるかも・・・高速道路も開通するし・・・


2012年10月01日

最近作・・住宅

いやしばらくです。元気にしてますよ・・還暦パーティ以来の書き込みでわくわく?それにしても
何故一日48時間ないのだろうか・・・そっか寿命が半分になるからか・・・ずいぶん前にNYに行く
エアーの中で命の時間を売買できる映画を見たよ、いいねあれ(笑)暇してる奴や、世の中目的
なく生きてる奴は命を売って遊んで暮らせるし、早く死ねるもんね。・・・
何の話しになったんだ(笑)・・そう住宅の最新作だった。小生もだんだん若返りが進み(アブない)
作品もなんか若くなったと思わない・・ちゃんと若い夫婦に合わせられるんだから(笑)
土地を読みに現地に行って敷地に立った時、公園に西向きに面した空間の解放感をいっぱい
家の中に取り入れたいと思いながらも、道行く人に家の中も見られたくない・・・そうだ目線をカット
すればいいのだ・・・と・・・・これが予算オーバーの要因である(笑) しかし建築家は闘わなければ
ならないのだ。土屋ホームのA+Tチーム(建築家と建てるチーム)に頼み込む事3年・・・いや3か月
何とか予算と合わせてくれて完成・・・関係者に感謝


公園から見る小さなファサード
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どうですかわいいでしょう目線は合わないのだ   中からは公園の解放感がいっぱいの大空間
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どうだこの目線下から目線なのだ
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暖かい灯が道往く人を照らして・・・冬がいいね、あったかいね
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次の住宅も楽しみにね
予告“山鼻の家” “十勝の家” “北郷のBOXハウス”・・・・・いつになるか(笑)


2012年10月31日

ニセコのあれあれ・・・

いやァ ニセコのあれ・・ナナメっているあの建物だわさ。小生が札幌に戻ってきて(しかも沖縄からよ)
スキーに行ったのよ、なんだあれって建物かな・・・いや煙突から煙が出てる・・いやガラス(雪の落ちない・・・笑)に人影が・・・あッ危ない車が道路から・・・
この建物小生が20歳の時(建築を学んでいた時)だから1972年にご存じ建築家“倉本龍彦”が25才で設計した「おばあちゃんの家」である。今年なんとフランスの現代美術館ポンピドー・センターに原図が保存されること(内定)になったのである。北海道の建築家の作品が海外に保存・・その芸術評価と独占コレクションがなんと素晴らしい事だろう・・・と反面北海道の高○知事、大都市の上○市長の文化度の低さとファッションの悪さ・・・恥ずかしい・・・あ~恥ずかしい

建物の話に戻ろう(笑)・・てなわけで来年の一月に倉本龍彦の個展をギャラリー創で開催するんだけどテーマはこのニセコの「おばあちゃんの家」となりました。現在改造中で中はまだ原型のままで最後の姿が見れるという事で倉本夫妻同行した時(10月23日)の写真です。大変貴重な体験と思い出となりました。


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バックのニセコアンヌプリと・・・見たことあるっしょ


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倉本龍彦氏と悦子夫人  このガラス面はポリカに変え今度は雪は落ちる(笑)


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誰だ・・月光仮面?いや来年一月個展を企画する月光・・いや本庄コーディないとディレクター


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一階から三階(ロフト)を見上げたところ・・・最後の光景


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2階の和室だったところ

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とっても居心地のいい空間・・・全然ナナメってる空間とは思えない
外部デッキにするのがもったいない。悦子夫人がを持ってきたコーヒーでくつろぎタイム

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倉さんも感慨化 

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まるで主の様に・・行ってくるよ・・ってな感じ

いあやほんとに若干25歳で良くやったものだ・・・・
来年の建築家・倉本龍彦展 をお楽しみに

倉本さん有難うございました。悦子さん美味しいコーヒー有難うございました。

2012年11月08日

山鼻のB・W-HOUSE

設計に入る前にいつも現地で敷地から“向う3軒両隣”を観察・・・つまり敷地を読
むことから設計を始める閑静な山鼻の住宅地・・・でも何か落ち着かない・・・
なんだろう・・・ここは元RC3階建ての社宅があったところを戸建用に造成して
最近新築した家が近接している。何か心地良くない・・・わかった・・・
外壁のサイディングだなと気づく。それは素材が持つ無垢の力を感じないからだ。
ならば一丁風吹かしたろーじゃん・・・とシンプルイズベストと白黒はっきりさせたろってね。
11月4日入居、これからが完成に向かう。


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南ファサード 全面道路からエントランスまで距離(?)を楽しむ


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道路からの居間の目隠しと子供の安全な外空間を中庭で確保
中庭は煉瓦のコートと芝生のコートを配置しバーベキュ-とキャンプができる。


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エントランスアプローチ  いらっしゃい・・・お帰り!・・・って温かく迎えてくれる


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煉瓦のコートからリビングを見る フルオープンした開口部から心地良い風が・・・


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リビングから中庭を見る・・・メイゲツカエデが四季を伝えてくれる。
カーテンがなくてもプライバシーが保てる・・いいね・・そうだ冬はイルミネーションで雪見酒


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芝生のコートからエントランスを見る。右のゲストハウスと距離を置く


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煉瓦・・・素材が放つ力が時間を創る


2013年01月24日

建築家「倉本龍彦展」

1月16日~27日まで建築家・倉本龍彦が展覧会をギャラリー創で開催している。倉本氏は小生が
札幌に戻って設計事務所で修行してた時、北海道にも建築家っているんだ・・・と思えた人
の一人である。当時スターであった(セブンスターではない・・笑)。だからニセコのナナめった
建物(以前のブログをみて)が彼の作品だと聞いたときやっぱりスターのやる事は違うな・・・
と思ったものである。私もまだ24歳くらいだから事務所であんなような形のスケッチ書いたら
所長にバカな建物はやめなさいと言われた記憶がある。(役所出の所長だったから・・笑)
あれから40年・・・やっぱり雪止め、雨受けディテールの木製サッシは見る影もなく(笑)取替え
て今は滑りは最高・・・しかし何か気に入らない・・・味がない・・のは・・そうだ完成された感じなのだ
つまり緊張感がないのだ。(失礼しました) しかしその味のある設計図はなんとフランスの
近代美術館ポンピドーセンターに保存されているのだ。これも気に食わない・・・日本から
ナポレオンにさらわれたのだ。しかし倉本氏は小生が個展を依頼しても目が悪く、耳が
聞こえないふりをしていたのにギャラリーの女性にはすぐに本人から「やるよって」・・・おかしくない?
建築家はみんな女性には弱いのか、過去に偉大な建築家○○野氏もそうだった。(笑)


通りに面した素敵なギャラリー・・・そして素敵な展示
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手前の模型も倉本氏が一日で作成・・・時間がいっぱ・・・
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このモデルも今頃ポンピドーに行ってたはず・・・搬送の関係でナポレオンに取られず無事展示
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ギャラリートーク なんか授業風になってきたぞ  しかし建築と演歌とかの横道話が5分5分・・・笑
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入るものだね80名くらいか・・・倉本氏生前最後のトークとの事・・・いやまだやると思う(笑)
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2013年06月29日

おめでとうございます!

CAMP SHIMIZU 2013年「日事連」建築賞 優秀賞を受賞

2011年の夏・・・真夏に登場(生まれた)建物である。2度目の冬を過ごしやっと歩ける子供の様に、周りに少し馴染んできた。最初にこの地(十勝清水町原野)に出会った時は12月30日・・・猛吹雪(地吹雪)で目が痛いほどで施主がこの辺(・・・この辺がいでしょ・笑)のどの辺がいいでしょう・・・対面された敷地は約14500坪のカラマツ林であった。真冬に土地と出会い真夏に建物が生まれたのはこの運命的な出会いのような気がする。設計するときはいつも最初の土地との出会いに緊張(小生でもだ)する・・・それはこれからの設計に協力的(?)な、つまり構想のテンプレート(下敷)をくれるだろうかと。この十勝の敷地ちゃんとくれました。・・・「ブリザード」・「カラマツ林」・「大草原」設計のキーワードが出来上がる。後はシナリオ創り。施主は多分いろいろ注文があったと思うけど小生はいつも打ち合わせの時猛スピードでしゃべりまくり施主の出番をなるべく無くした(笑)戦術が良かったのかも・・・今回の受賞は施主も喜んでくれたことが大変うれしく思う。これからが施主が環境を維持管理し、整えながらこの建物を完成させるからである。


カラマツを伐採し居場所を見つける・・・壁の向う側が気になる
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アプローチのアングル 交換(環境)するブリッジ
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冬の壁は温かく迎えてくれる。
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大草原から見る・・・同化するのは自然と闘いたくない為である(融合)
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サロン:構造材もカラマツで。壁はこの敷地のカラマツを再生・地産地消である。
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2013年07月04日

ここでお別れ・・・

豊平区水車町に斎場の設計依頼があり、チャンスと?思った。それは以前から温めていたデザインで
建物を浮遊させてみたかったからである。セレモニー施設にピッタリと・・・あとは長さを取りたいと・・・

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この浮遊させる装置との関係ははっきりさせなければならない・・・つまり余計な表現(窓など)になる
物は一切省きたい。それには十勝で検証した壁のイメージを持たす事である。長さ(46m)との関係で
浮揚させる光の高さは1/3より低くさせなくてはならない。ここから闘いは始まる・・・つまりコスト
との闘いである。施主は小生に「期待してるよ!」と言って予算はこれだから・・・と(笑)。浮遊体はプレーンにできないので木リブをひたすら連続させる(≒長さ7.2mの無垢材の十和田杉を1500本使用)事にした。十和田で山から切り出して焼いてくれた十和田木材さんに感謝
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正面のアルミ板の幅も8m・・・協立建設さん(林所長)に感謝
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セレモニーホール  母体から生まれ母体に帰る・・・そんなイメージがわかるでしょ
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水盤 軒のある水盤はいつも水面がおとなしく静寂である・・・喧噪からの解放を意味する
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この建物を設計のプレゼンの時から小生に任せたんだから・・・と理解をくれた施主であるあいプランの新道社長に本当に感謝します。また施工会社の協立建設さんには最後の最後までわがままばかりで申し訳けありませんでした・・・ここでお別れ・・・・・・・・・と成らないようにまたよろしく。


2013年08月03日

北郷のBOX HOUSE

最近小生は若返ったような気がする・・・ハイゲンキを飲んでるからではない(笑)。この住宅もコストとの
闘いで若い建築家が一生懸命(?!)使用しているガルバリュームをとすぐ結びつけ無難に解決策へと
向かってしまう・・・ほんとは左官であげたいが職人がいないし割れたらドシタ~と怒られそうだから・・・
この歳で起こられたくないし。・・・ついこの前までは左官で挑戦していたんだから。若い人は挑戦すべき
だよ○○君怒られても。先般今の若い建築家はみんな同じな感じとギャラリーで行ってた人がいた・・・
あや小生も若いから同じだ(笑) 鉄板はJIAカラーのホワイト・・・JIAにキックバックされてるのかね。
そういえば小生は板金建築のアワード1号だった・・・どんどん使わねば(笑)


きらりと光る北郷のBOXHOUSE・・・あれどっかのアワードタイトル。右隣(南)をかわし採光の開口を
さり気無く設け取り入れた光はパティオで風と一緒に住み家へと・・・さすがだね。
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小生だ!
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パティオと風の入り口  小さくてもプライベートな外の内・内の外
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光の入り口と布団干し(笑)バルコニー
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リビングから家族だけの空間・・・今日は暑い(8月3日)ビールビール・・ビール持って来い!(笑)
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ストリップ階段を利用して奥まで光を・・・計算ずくだ!だから階段はトラスですっきりと。
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2階の子供室 収納家具で仕切るのはいつかな
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2013年08月18日

何かの縁?・・・建築賞と式年遷宮

8月9日三重県・・・おりしも式年遷宮のクライマックスを直前の伊勢市での受賞式
神様の神様天照大御神は見放さなかった(笑)・・・いや此れからも創る責任を持ち続ける様にとこの
機会(遷宮)に賞を与えられ、そして糧を頂いた気がしてならない。老骨にムチ打ってがんばろーかな
何かの縁である。難しい建築はできないからアナログで出来る範囲の建築でいいね。
さて
我が家には神棚もなく信仰心も全くないけど自分の守護神は持ってる。小生の守護神はいつも見えてる。
一人になった時にお出ましになるのだ。お前の応援にと・・・ でも欲深い小生は体のあちこちにお灸を
すえられてる感じである。


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各賞の作品展示会場にて・・・リボンつけるのが照れくさい
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建築賞審査委員長建築家坂本一成氏が講評を交えて発表
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20年前の内宮御社殿
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1300年続くクライマックス遷御を待つ(10月5日)新内宮御社殿
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新御生殿敷地に奉納する御白石持ちの行事・・・小生も参加要請があってが行列嫌いで・・・
この日の気温が今年最高の38℃・・・いやもっとかな 正解 延べ38万人が参加との事
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北海道事務所協会会長西村さん 頑張って!
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御白石を樽に一杯   これを今度は一個ずつ神に包んで行列して御生殿敷地へ・・・パス(笑)
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やっぱり小生は守護神だけでいい(笑)

2013年09月03日

ガウディと語った建築家

田中裕也・・・彼の名前を聞いたは今から28年くらい前だったかな・・・田中さんのお兄さんと一緒の
ライオンズクラブに所属していた頃、まさかと思うほど・・・彼はその時からガウディはこうであったと
言い切っていた。(笑)小生もバルセロナに行ってガウディの保存されている遺体に対面した時ホントと
語りかけてくれば良かった(笑)。8月23日から9月7日まで田中裕也の実測スケッチと8年かけ製図し
た実測図の展示しています。時間がなす術とはいえ感動と同時に敗北感も・・・小生のアマい生き方が
この迫力で炙り出された気がしてならない。

9月7日までだよ

手前がグエル公園の実測図(5m×1m)・奥がサグラダファミリア(3m×1)
壁は実測じのメモと奥に地下大聖堂の実測図(1.5m×1m)
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スペインからギャラリートークにはせ参じてくれた世界の田中裕也のトーク
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熱きガウディ建築・・・そして今日本に過疎対策としても街づくり改革を提唱
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トークの後も実測によるガウディと関わりとか・・・話が尽きず2次会へ
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夏休みが長く(3か月)一緒にトーク(笑)した田中ファミリー
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2013年09月25日

久しぶりに緊張・・・

いあー今日は久しぶりに緊張した・・・ルスツに行ってきました(遊園地ではない)。ご存知白井晟一
設計のヒノキ新薬ルスツ山寮(1972年)を訪ねその空気感に思わず緊張・・・なんなんだろう。
自分の建築に対する姿勢・・・いや設計の内容の軽さか・・・そして厳しい環境(冬)から包み込まれる
ような温かさと安心感が感じられる。すべてが時間と共に生きている空気を感じた。そして白井氏が
流 政之にロビーと食卓の椅子のデザインを委せ、見事40年間の時を刻んでいる。
あー緊張した・・・わかるかなァ~写真撮るのも緊張する。美しい物を美しく取りたいから・・・

全景 正に時間と生きる建築である
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エントランスアプローチ  北海道産煉瓦
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ロビー 流 政之デザイン(桜製作所) ロビーチェアー・・・今年の椅子展に出展されます。
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食堂を任されて40年の流氏の椅子
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2013年11月21日

ニセコにはまった元建築家いや元教授いや・・・現ニセコ町民

昔むかしニセコにナナメのおうちを建ててニセコ町民・・・いや日本国民が(主に建築族)「誰がこんな
事して」と言われた我らが支障・・・いや師匠の倉本龍彦・・・とっても凛々しくまた厳しく建築と向き合い
後輩にどうだ!とばかり建築家の道を教えてくれたものでした。小生は3歩進んで師の影を踏んでいた
ような気がする(笑)・・・・

あれっ・・・この寂しそうな・・・恍惚ともいえる後ろ姿は一体ダレ
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何と師匠ではありませんか・・・なーんだタバコタイムでしたか・・・この出窓も昔は凛々しくデザイン
ポイントだったのに今は町民のタバコ用のデッキに・・ポンピドーセンターに云ってやろ
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奥さんに与えられた大きなキッチンスペース(笑) レンジが何口もあっていろんな料理に
挑戦・・・・私たちに美味しい料理を作って頂き、奥さん私達はあなたの味方です・・・頑張って下さい
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あっもう一つレンジがあった。(笑)このストーブは優れものでジョイフルで1万円ちょっととか・・・
ここの周りが何とも落ち着く感じ・・・さすが元建築家
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おっ何だか急に仕事?の話になるとちょっと顔つきが・・・本庄は辛そうかな・・・いやトイレに・・・
奥の窓が昔むかしを思い出す。天井も昔の板を・・・
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あらこのビニールは何の為・・・えっ・・・結露? 昔の話でしょ・・・えっ 今でしょ?!(笑)
小生が思うに外部の湿気を含んだ空気が太陽で温められ5mmのポリカの境界で外部側の低い
空気熱に負け結露が発生・・・コップの水現象である。・・・したがって風が吹けば換気されるから
OK、空気を動かす・・・換気方法しかない。・・・・いやァつい本気でいつもの・・・(笑)
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何とびっくり 階段のフットライトに・・・座布団10枚
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だーれか来ないかなァ・・・・アブない
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帰りに外部の写真を撮ろうとしたが大きな体で大きく“また来てねエ~”と手を振って送り出された
ので止まるタイミングを逸したので(笑)次回のお楽しみ。ホントに豊かな時間を有難うでした。

2013年12月20日

心に打つ建築

先日フランク・ロイド・ライトの設計した自由学園を訪ねた。1922年中央棟完成その後西教室棟
を完成させてライトは帝国ホテルの責任(工費増大・工期の延期)などで帰国し、二度と日本の土
を踏むことはなかった最後の仕事である。その最後もライトらしかった・・・鉛がない中窓のガラス
割り付けのデザインをあきらめず木とパテで挑戦している。いやァ~小生は建築をやっていていいの
だろうか・・・妥協妥協・・・妥協妥協   時々ライトの世界を見る(空気感を)事にしよう

中央棟
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ガラスの割り付け(木)
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門扉のデザイン・・・細部のデザインが建築全体に及ぼす役割を語っている。
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2014年05月23日

心に打つ建築ー②

昨年フランク・ロイド・ライト設計の自由学園を訪ねてからライトの日本にある他の作品を見たくてウズウズ
してた。何とか時間がつくれたので飛んでイスタンブール・・・じゃなく飛んで明治村に行ってきた。
その一か月前にも大阪に行った機会にもヨドコウ迎賓館を訪ねてきた。ライトの作品はシカゴオークパーク
そしてアリゾナのタリアセンウエスト(アトリエ)、2012年にはペンシルヴァニア落水荘を訪ねた。
今もリードするその魅力は時間と共に発揮する素材の力で無いかと思う。


ヨドコウ迎賓館  “ここにあるべき迎賓館”って感じ迫力で圧倒される駅ホーム(芦屋川)から撮影 
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ライトの印 プランター   小生の印は何んでしょう ホームページの写真で探してみて下さいな
解った人は抽選で先着10名様に・・・       
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ゲストルーム いつもの大谷石で力強さと安定感
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ここから名古屋の明治村・・・やっぱりあ在るべき所が違うなァ。本物だよ実物だよって案内人が
云えば云うほど悲しくなる。ライトはテラゾーは使っていないぞ。しかし空間は本物である。
帝国ホテル 1923年竣工(竣工披露式の当日関東大震災13万人死者)日比谷から1985年移築
中央玄関(有形文化財)
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開き窓 よ~く見てみて・・・何やら光ってるよ
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別な位置の窓だけど窓ガラスの中にステンドグラスのデザインが・・・一桝25mm角の金箔を挟め
たステンドグラス、何と光を通して色を見せるのではなく金箔を反射させているのだ・・・そして何と
実際に使用していたステンドグラスを小生はオークションで手に入れてあるのだ。小生のギャラリー
スタッフの本庄千晶が見つけて小生の心に火を付けたのだ。何としても手に入れろ!っと。
そのステンドグラスを組み込んだスタンド製作を金工作家川上りえに頼んでもうすぐやってくる・・・
と云ってももう1年以上待ってるけど(笑)      
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2014年10月15日

何故か感動する心に救われる・・・

9月25日から3日間今年は岡山県で日本建築家協会の全国大会が開催された。小生はCPDの点数
稼ぎに毎年参加・・・いやいや建築とは何ぞや・・・今の日本が抱える危機的建築デザイン・・・などなど
勉強に行ってきたのだ(笑)。久しぶりに国内をぶらっと一人旅、行きたかった犬島の美術館・・・
銅の精錬所(1909年)を建築家の手で甦らせ瀬戸内海の風と日差しと地中熱を生かし、エコ美術館
良かったねぇ~・・・あの時間を生きた・・いや生きてる感じが肌で伝わってきて感動した。そしてこのよう
に保存を美術館で残してくれた福武さんに敬礼。是非訪ねて!

更に建築家前川國男(1905~1986)の建築を訪ねた時に圧倒された建築の力を感じたのである。
その後安藤忠雄の(直島)の新しい建築を見たとき、磯崎 新の建築を見たとき感動が無かったのは何故だろう


宝伝港から船で10分足らず・・・300円  この写真は犬島からの帰り
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良いねこの門扉のサイン
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瀬戸内海との接点、荷積み所
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銅の精錬所から出る廃液と混合して焼かれたカラミ煉瓦が何とも言えない深見有る色が・・造れないな
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美術館の入り口・・・中の回廊が呼吸をしてる・・・三分一博志設計2010年日本建築大賞
2011年日本建築学会賞を受賞
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前川國男 岡山県庁舎(1957年) 敷地の中心に南北の軸線 この迫力は・・・
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中庭から見返り
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岡山県総合文化センター(1962年) パリ(コルビジェ)に来たかな・・・
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この迫力 このディテール  写真もうまい
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この空間はあれだ・・・
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そして階段の納まりも迫力
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安藤忠雄 直島の最近作(2010年)李禹煥(LEE UFAN)美術館 
何故か感動が無かった・・・きれい過ぎるのか・・・時間を感じないのか・・・
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2016年10月31日

2016年JIA大阪大会に参加

JIAが設立(1978)して30年経て今回初めて大阪で開催・・・とは驚いた。近畿圏はあったけどね。その背景
か参加者が約900名と盛況だったね。やはり大阪の大会は中の島中央公会堂という歴史と威厳のある建物で開催できたことが印象的である。北海道の何だか会館とは時間軸が違う感じがしたね。次の北海道大会は北海道らしい場所(山の中で熊が散歩とか・・あッ馬もいいね)札幌のチカホだけはやめたほうがいいと思う。通路で大会になる。


若き大阪市長は元気がいい  公会堂大広間
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知人建築家の出江寛の個展を行っている「船場ビルジング」・・何てことないアプローチ
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ところが内部が怪しげである(笑)・・・なぜかスロープに木レンガ・・パティオがある
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何と建物内部4層吹き抜けで屋根がない・・・ここで設計事務所(出江寛次男)のスタッフは
馬車がここまで入ってきて繊維など馬車に積んでいたとの事。なるほどだからスロープな
のだ。またきっと馬車馬の糞やにおいを製品に影響しないように屋根をかけずドラフトさせて
外に排気させたんだ(JIA弓良談)・・・なるほどそうだ弓良もたまには・・・バルセロナのカサ・
ミ>ラがそう言えば馬車で内部が吹き抜け・・通じるものがあるな・・ん~ム
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やっぱりカサ・ミラに通じてる・・・屋上の換気塔・・・ガウディはこれに装飾したのだ。
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三階のギャラリー・・・なんとガウディが・・・出江寛の個展会場の一つ
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1925年竣工 設計は村上徹一:施工竹中工務店  1998年ここ二見恵美子が改装設計
有形文化財指定

是非ホームで  
http://gipsypapa.exblog.jp/8363909/


再度のライト訪問 

10月29日何度来ても惹きつけられるね。1918年F・Lライト設計の旧山邑別邸・・現ヨドコウ迎賓館・・・来年から2年間かけて保全・修復工事にはいるので見られないらしい。この間の建築家や学生はかわいそう。大谷石の細工は帝国ホテルに勝るとも劣らないね。

阪急電鉄芦屋川のホームからおすすめパチリポイント
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エントランスのアプローチ 小生の大好きなプラントボックス(花台)が待ってる。アメリカでは真赤な
ゼラニウムが植って迎えてくれるのだが
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2階ゲストルーム    大谷石が安定感と安心感の力を与えている
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4階(実際には2階)のバルコニーで我が家気分
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遠藤支部長と鷲見総務委員長  年を取ると忘れないように全ては首から下げさせられる(笑)
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2016年12月26日

こんな斎場も・・・

12月8日和歌山県田辺市に在る斎場を訪ねた。建築家出江 寛が設計したローコスト建築・・なんと坪38万円との事。訪ねてみるとなるほど~なるほど・・・外部内部仕上げ材は全てトタン・・・先生は宮崎君安い波板トタンでも光をあててみなさい・・・影ができる・・・つまり陰と陽が人生を表し厳粛な斎場にピッタリなんだ・・・と。そうか人生を表すのか・・・うまい(笑)
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祭壇までトタン仕上げ
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この斎場の敷地は元小学校があって払い下げの敷地。学校の屋根に葺いてあった瓦を小端に敷き川をデザインしている。これは紅葉のもみじが落ち、絨毯にように重なった葉がなぜに美しいか・・瓦も屋根の役割を終えてもこのように生き返るのだと出江先生がデザイン・・・感動
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2017年10月19日

安心な領域

パティオは国内外を問わず戦国時代は周りを擁壁や水堀で固め敵からの攻めを防いだのである。なんと現代において、事もあろうか保育園も周囲の住民から守らなけれ成らないのである。保育園を建てると子どもの声が「うるさ~~い」とクレーム、土地の価値が下がってしまうと市役所に怒鳴り込むらしい。その人は子育てが終わりのんびり暮らしたいらしい。アパートの大家さんは入居に支障があると建設反対…何か変でないかい(いきなり北海道弁・笑)・・いずれこの子達が日本を守り文句を言ってるクレーマーの年金を払うのに。年金を納めるのは生きていく保険なのに貯金の様に掛けた分を・・・あれ話が違う方向に(笑)。てなわけで小生子どもになって安心して大きな声で笑ってやる…とこんな形の設計に行きついたのである。2017年4月完成 撮影は7月


砦(笑)入り口
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どうだ ざま~見ろ…いや周りは壁を見てろ(笑)
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さ~思いっきり遊ぼ…守られてる感するでしょう
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中からも友達(仲間)が見えて安心…実は一番安心なのは先生なのだ(笑)
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徳島・JIA大会

今年は徳島で開催・建築家協会も35年を迎え…ということは小生20歳のころ・・いや10年取っての話だ(笑)早いものである。そのお祝いに(勝手に・・笑)タイごはんい・・・かき混ぜてタイスープで・・・うまい。 

うまい(笑)タイの大きさは30㎝
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瀬戸内海のタイの次はやっぱり阿波踊り プロの踊り まねてみたが凄い体力が必要
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さて建築も(笑) 瓦屋根の集落の出会う・・鬼瓦など焼き物細工に感動
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帰りに友人の広島県三原から船で15分の小佐木島(人口3人)の別荘に1杯のみに(笑)
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カーテンの要らない環境で朝日詣で

札幌で会うのに何故か今生のお別れの様に手を振って(笑)…実はまだ会っていない(笑)
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2017年12月21日

挑 戦・・・

挑戦…11月国立新美術館開館10周年展覧会に建築家安藤忠雄展ー挑戦ーが開催された。これを見逃すのは恥だとばかり観に行った。安藤建築は沈黙への挑戦であり、力を秘めた空間を構成し装飾を一切排除し主役はこれだと語りかけている。1941年生まれ76才 彼は100才挑戦プランを目論んでいる。きっとゴルフする時間はないだろうなァ~(笑)小生は彼の分を・・・

光の教会(1989)の実寸模型
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外部・・・光と風を肌で感じたかったと
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展覧会の図録「挑戦」を買ってレジに着くまで100m(笑)
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